Splinter グループが HashiCorp Terraform の OpenTF フォークを正式に開始

今月初め、HashiCorp は、Terraform およびその他の開発者ツールに使用するオープンソース ライセンスを変更すると発表しました。 この変更は、オープンソース コミュニティで大騒ぎを引き起こしました。 金曜日、分派グループが Terraform のオープンソース フォークを開発していると発表し、OpenTF プロジェクトを正式に開始しました。

「私たちは、OpenTF を Cloud Native Computing Foundation の一部とするという最終目標に向けて、OpenTF が Linux Foundation の一部となるために必要なすべての文書を完成させました。 財団にプロジェクトの責任を負わせることで、ツールが真のオープンソースかつベンダー中立性を維持できるようにする」と同グループは金曜日のブログ投稿で述べた。

Terraform は、インフラストラクチャをコードとして記述するための一般的なツールです。これを使用すると、開発者は宣言的な方法でインフラストラクチャへの接続をコーディングできるため、関連する作業が大幅に簡素化されます。 HashiCorp の共同創設者 Armon Dadgar は 8 月 10 日のブログ投稿で、変更の理由を次のように説明しました。

私たちのアプローチにより、クラウド プロバイダーと緊密に連携して、共同ユーザーや顧客、さらに緊密に連携する何百ものテクノロジー パートナーとの緊密な統合が可能になりました。 ただし、純粋な OSS モデルを利用するベンダーは他にもあり、コミュニティは、物質的な貢献を提供することなく、独自の商業目的のために OSS プロジェクトに取り組んでいます。 私たちは、これがオープンソースの精神に反するとは信じていません。

しかし、コミュニティの一部のメンバーは裏切られたと感じ、HashiCorp の発表直後にマニフェストを公開し、HashiCorp が以前のライセンス契約である Mozilla Public License v2.0 (MPL 2.0) に戻るよう要求し、そうでなければグループが独自のライセンス契約をリリースすることを要求しました。 Terraform のオープンソース バージョン。

HashiCorp は、この変更によって自社のビジネスを保護しているだけだと考えていますが、これらの要求には応えられず、金曜日、グループは HashiCorp から独立した独自の独立したオープンソース プロジェクトになるという次の一歩を踏み出しました。

同グループは、マニフェストを発表して以来、400社、10プロジェクト、400人の個人が新しいプロジェクトを支援するためにサインアップしたと主張している。 長年オープンソースの擁護者であり、Kubernetes エバンジェリストである Kelsey Hightower 氏は、X (以前は Twitter として知られていたプラットフォーム) で、このグループの結成はコミュニティがこのような変化に対応できる能力を実証したと書いています。

Terraform の状況とコミュニティの反応は、オープンソースの力を示しています。 元のメンテナは、コミュニティの一部が同意しない決定を下したため、プロジェクトを分岐し、基礎の構築を継続します。 https://t.co/KcEfXOZG0R

— ケルシー・ハイタワー (@kelseyhightower) 2023 年 8 月 25 日

同グループは、まだ代替案の開発過程にあるが、間もなく完成するはずだと書いている。 「今後 1 ～ 2 週間以内にフォークを公開する予定です。 それまでにリリースがあるという意味ではありませんが、リポジトリはオープンされます。 リリース (アルファ版と安定版) も間もなくリリースされる予定です。」